今日は稲妻コロシアムのロケ。現在、ロンドンハーツのオープニングを務めるこのコーナーは、別れたカップルがファイトマネーをかけて、当時のうっぷんを晴らすべくプロレスのマイクパフォーマンスというかたちを借りて口喧嘩する。たいていのカップルはやはりテレビということで、最初は緊張気味なのだが、リングに上がり相手にボロクソに言われているうちに怒りのスイッチが入り、マジテンションになってしまう。そうなるともうテレビのことなど関係ない。とても放送で使えないような汚い言葉やシモネタが飛び交ってしまうことも…。中には悔しくて泣いてしまったり、レフリーの淳に食って掛かる女の子もいるくらいだ。
毎回熱いバトルが見られ、たくさんの名勝負を生んできた稲妻コロシアムだが、中でも一番強烈で、印象的なのは9月のスペシャルで放送されたタレント出川さんの試合だろう。この試合は、当日ゲストの出川さんに内緒で元彼女をリングに上げ、何も知らされてない出川さんと無理矢理闘わせるというもの。出川さんと言えばいじられるのがお約束だが、昔の彼女まで引っぱり出されるとは思ってもいなかっただろう。
実は、スタッフも出川さんに内緒で、出川さんの昔の女を捜さなくてはいけなかったので大変だったのである。その作業はまさに探偵。出川さんと仲のいいタレントさんに情報をもらったりしてようやく見つけ出し、顔にモザイクをかけるという条件でなんとか出演までこぎつけたのである。“本当にここまでやっちゃうの”とバラエティー番組の恐ろしさを思い知らされたものだ。
試合の方は出川さんの私生活を赤裸々に暴露した元彼女の圧勝。出川さんは終始たじたじで大汗をかき、何度も「これを放送するのはマジで勘弁してくれ。また怒られる」と訴えていた。と言うのも、この試合の数日前に女性との密会現場を写真週刊誌に撮られ、マジ彼女に怒られたばかりの出川さん。ロンブーの二人もそんな出川さんの状況を知っていて、試合前にはわざわざ出川さんの楽屋を訪れてちゃっかり慰めたりしている。もちろんこの後に更なる修羅場が待っていることを知っていながら…。おそらく慰めながらも心の中では不敵な笑みを浮かべていたことだろう。恐るべしロンドンブーツ1号2号。出川さんもそう思ったに違いない。